怨 怨 怨! 衛府の七忍の勧め
こんにちは、満を持してゆこです。
新しい記事には俺の直近の情報を書くのが恒例になってるのですがクソほど興味もないし、お前らみたいなのに俺のプライベート知られたくないしキモいので本題に入ります。
ロブスター食ったりしてました。
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本題
ずっと読みたかったが少ない巻数の本を読むと続きが気になって夜も寝れなくなるので避けていた作品……
衛府の七忍!!!!
概要
『チャンピオンRED』(秋田書店)にて、2015年5月号から連載中。同誌で連載していた『シグルイ』や『エクゾスカル 零』と同じく劇画調で残酷描写は多いものの、覚悟のススメのようなケレン味やハッタリあふれる要素も多い。
wiki引用
簡単に言うと山口貴由先生の作品「エグゾスカル 零」をベースにシグルイに出てきたキャラや史実、昔話に出てくるキャラクターを山口貴由アレンジして暴れさせよう!っていうFGOならぬ山口貴由GO、もしくはふざけてるドリフターズかめちゃくちゃなアベンジャーズか……
山口貴由全部盛り作品ですが、史実に登場する徳川家康がラスボスで、豊臣家や島津家も出てくるし、日本人なら誰でも知ってる日本昔話の有名作品、桃太郎も出てくるので誰が読んでも取っ付きやすい作品になって……
ます。
山口貴由知ってる人にとってはこんなんおもろくないわけないやろって作品なわけなのですが、まあ想像通りめちゃくちゃ面白いです。
↑主人公の変身シーン
あらすじ!
元和元年(1615年)、家康によって大坂城は落城。豊臣家は敗北した。家康は将来の反乱の芽を潰すため、豊臣残党の徹底的な粛清を行う。徳川幕府「覇府」は市街や山間に隠れ住む残党追討のため印籠の手形「覇府の印」を配下や民兵に配布し、その威を以て豊臣の残党を狩ることを許した。
簡単にまとめると 家康が家来に命じて豊臣の残党を狩ってたら主人公巻き込まれて死んだけど怨身忍者 零鬼として蘇っちゃったよ〜
って話なんですけど、衛府の七忍ってタイトル通り、怨身忍者7人協力してそいつらで協力して徳川家康倒しちゃおうぜ!ってこと。
そんな中、宮本武蔵や桃太郎、金太郎、服部半蔵が出てくるところかターミネーターオマージュで、沖田総司が鎌倉からタイムリープしてきてみんな好き勝手暴れるわけで
そして怨身忍者は鬼なのでほぼ不死+自分の血を燃やしたり硬化させたりできる固有能力つき
ここまで読んできた読者の中には、怨身忍者になるとほぼ不死なわけで家康に負けるわけねーじゃん馬鹿なの?って思う人も居るかもしれませんね。
↑徳川家康専用の巨具足、金陀美
とりあえずこれを見せるとシグルイ読み切った読者以外は居なくなったと思うので、ここからは優しい解説はしません。
ちなみにこの金陀美は徳川家康の所持する6つのギミックのひとつにしか過ぎません。
↑天守閣に格納されてる金陀美
ぶっちゃけここまでは義務教育で習った内容なので読者もついて来れてるかな?
懐かしいよな、テストに出たもん
Q、徳川家康が駿府城に仕込んでいた恐怖仕掛けを1つ答えなさい
↓
A、巨大具足 金陀美 って書いたもんな
ここで聡明な読者の方々に日本史センター試験の正解率82%の問題を、
問題!
Q、武田信玄の巨大具足と言えば?
答えがわかった人は下へ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
A、人間城ブロッケン
ちなみに上の画像、武田信玄の巨大具足人間城ブロッケンと鉄人28号のフォントパロディの衝撃でタイトルが「君の名は」パロディなことに誰も気がつけない飛天御剣流も超えた三段構え
読んでる途中まあびっくりしましたよ俺も
でもこの時俺は「エグゾスカル零もシグルイも読んだし、(覚悟のすすめは読んでないけど)、この程度でついて行けなくなると思うなよ……」と闘争心を燃やしていました、今思うとこれは大きな勘違いでした。
零鬼編は一旦終わり、震鬼編が始まり、ヤクザに助けられた銀虎って女性が豊臣秀吉の子供身ごもってるから命狙われるよ〜って話になります。
↑震鬼編の主人公の登場シーン かっけぇ……
↑敵キャラ、間引き婆の登場シーン
こんなおどろおどろしい文章で紹介されるキャラおる?
でも所詮堕胎させるだけのババアやろ、戦えるわけねぇじゃん。
↑ヒェッ
↑さーせん!金玉(たま)ぶっこ抜かれましたァ!
…………????
言い忘れてましたがこの作品、現代語と昔言葉のミックスがよく出てくるのですが金玉ぶっこ抜かれてからのさーせん!はそういう問題じゃない……現代語とのミックスはシグルイにもあったし慣れっこですけども……
え、ババアつっよ勝てるわけないじゃん……掠っただけで下の毛が持っていかれる銀虎……
子宮引っこ抜かれたらさーせん!じゃすまんぞ、いや金玉抜かれてもさーせん!は言えんが。
その銀虎が間引き婆の子宮抜きに対して一か八かの賭けで使った技がこちら
↑締まり貝じゃあ!!
ちなみにまだ一巻やぞ。
俺くらい漫画読み込んでるとこれくらいはついていけます、嘘じゃないです。
↑桃太郎参戦シーン
そうなんすよね、主人公の零鬼とかの怨身忍者は鬼なんで鬼を退治する側の桃太郎は敵なんですよ、この作品ラスボス家康側のチートキャラが桃太郎です。
桃太郎卿として至る所で登場するんですがすげぇチートキャラ、現状家康以外だとこれが最強格のキャラになります。 (金太郎はかませ犬でした)
その後もち○こで相手の顔面を真っ二つに切る波裸羅とか、シグルイの主人公の生まれ変わりと思われる犬養幻之介とか出てきて大盛り上がりするこの作品、いやー犬養幻之介のストーリーはホントよかった!
シグルイの世界では立場の籠に囚われていた源之助が、この世界で幻之介として立場の籠に立ち向かえるシーンはシグルイファン歓喜すること間違いない!
しかも虎眼流の技もちゃんと使ってくれるんですよね、虎眼流とは言ってないけどちゃんと刀担いでるし隻腕だし
あ、俺がシグルイ愛をいくら語ろうと読者は、ち○こで顔面切る話が気になってると思うんでち○この話しますね。
はい
ちなみにこの波裸羅ってキャラは怨身忍者だけど生まれ方からほかのキャラと違って特殊で、女でも男でもない現人鬼(あらひとおに)と言われる強キャラなので、この作中のキャラでも流石に鍛えたらち○こで顔面が切れるとかではないです。
これでも登場するキャラのマジでごく一部しか抜粋してないです。
こんな感じでまだ9巻しか出てないのに語りだしたら無限に語れちゃうくらい面白い作品なのでみんなにも読んでもらいたいなってことで、今日は俺の推しシーン
「チェスト」をまとめて終わりにしようと思います。
チェスト
チェスト関ヶ原
チェスト関ヶ原→ぶっ殺す
チェストの使い方の初歩、全てのチェストの基本。
この作中でチェストというセリフが初めて出てきたシーンですね。
これならまだ義務教育レベルのチェスト、学歴のない俺でも全然ついていけるレベルのチェスト。
↓
チェスト
これはわかる。
おそらくチェスト関ヶ原より前に出すべきだったノーマルチェスト
チェスト関ヶ原がぶち殺すなのを考えると、ノーマルチェストは殺すくらいのニュアンスと思われる。
そして次のシーンに続きます。
↓
誤チェスト
「誤チェストでごわす。」
「またにごわすか!」
誤チェスト常習犯かよ
しかも冷静にチェストん前は名前を聞くのがベターと提案
「名案にごつ!」
名案にごつ!じゃねぇよ
情報が多くて困惑するがここで注目するのは「チェストん前」という接続詞のチェスト
誤チェストからのチェストん前……そんなのもあるのか……自分は低学歴なので、学校ではこの応用は習いませんでした。
チェスト種子島
チェスト種子島???
チェスト関ヶ原の亜種?
畳み掛けるチェスト
隙の生じぬチェストの乱用
チェストのことを少しでも理解したつもりになっていたのが恥ずかしい
↓
困惑
↑みんな当たり前にチェストチェスト言うから内心困ってたであろう宮本武蔵さん
そりゃそうなるわ、なに驚いとんねん下の2人
チェストはチェストじゃ!
わかんねぇよ
↓
わかる
わかる。
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以上が推しシーン「チェスト集」です。 これでもまだ全チェストではなく、乱用が過ぎて泣く泣くカットしたチェストが大量にあるのでチェストに興味を持った読者の方々は是非、「衛府の七忍」を読んでほしい。
いや、ホント面白いんですよこの漫画……
ツッコミどころとかじゃなく、桃太郎卿の化け物っぷりやら人間城ブロッケンのチートっぷりやら沖田総司がカッコよすぎるやらetc
なのでこの記事で少しでも興味が湧いた方には是非とも書店なりAmazonなり電気書籍なりで全巻買ってほしい。
山口貴由先生、大好きです。
ゆこでした。
この長文駄文を、ここまで読んでくれた読者へ一言