ばあちゃんの話
ばあちゃん大好きっ子です
男の子には結構多いらしいですが、俺は母親が病気の治療のため幼い頃いなかったのでばあちゃんが母親代わりでした
弁当を作るのも、一緒に寝るのも、宿題を見てもらうのも、ホラー映画を観て夜トイレに行くのが怖くて着いてきてもらうのもばあちゃん
ばあちゃんがいなかったら何かしらやらかして人生をドロップアウトしていただろう……
そのくらい今の俺は、ばあちゃんが育ててくれたおかげ
うちの家族は、ばあちゃん以外活字を読む習慣がなく、晩年60を過ぎてもナンプレや脳トレゲームをDSでプレイするくらい聡明な人でした
俺は小学生の頃から学校をサボりがちで、中学に上がるまでは悪い友達もいなかったので小学生の頃は暇な時間にばあちゃんの真似をして小説ばかり読んでました
学校サボるようなクソガキでもゲームして遊んでるのと小説を読んでるのはでは大人の見る目が全く違って 内心はそれを計算して小説を読んでたと思うですが、馬鹿な子供の周りの大人は馬鹿なのでコロッと騙されゲームはダメでも小説なら買ってもらえる……
そんなこんなで小説ばかり読みふけて居たらある日ばあちゃんが「小説ばかり読んでるからたまには漫画でも読まない?」と言って、欲しい漫画がないか聞いてきました
俺はどうしても読みたいというものはなかったものの、気になっていた作品の名前をばあちゃんに伝えると、その日のうちに買い物ついでに買ってきてくれました
ですがばあちゃんが買ってきてくれた漫画は24巻
いきなり知らないキャラとバトルして知らないキャラを助けたりしてる巻
1巻から欲しいってちゃんと伝えなかったのが悪かったのですが、、、それでも小説以外で欲しかった本を買ってもらえるのは新鮮で嬉しく、ばあちゃんは「せっかく休んでるのに好きな事をしないのは時間が勿体ない」と言ってくれました
おかげで今でも小説を読むのも、漫画を読むのも、空いた時間に好きなことをすることも好きで居られるようになれたような気がするよっていうエピソード
あと「何事も練習」ってよく言ってましたね
俺がスポーツとかそれなりにできるのもこの言葉のおかげかも
↑癌で死ぬもコンテニューコインを入れたばあちゃんのイメージ
ばあちゃんは16のころ癌で亡くなってしまったけど、今でも声を鮮明に思い出せる存在
そんな感じで俺はばあちゃんが大好きだよっていうお話
中学不良バトル編も今度書きます(^_^)ノ
ではまた